kintone の使い方

kintoneで年齢・勤続年数を自動計算する方法

社員台帳で生年月日から年齢を、入社日から勤続年数を出したい場面があります。満年数は誕生日や入社日を迎えたかで変わるため、経過日数を365で割るだけでは正しく求められません。

まず標準機能でできることを確認する

日数の差で足りる場合は、標準の計算フィールドを使えます。管理者は日付フィールドのコードを「開始日」「終了日」にし、「(終了日-開始日)/(60*60*24)」を設定してください。計算結果の表示形式は「数値」にします。

この式で求めるのは経過日数です。満年齢や満年数には、月日も含めた判定が必要です。「年齢・勤続年数の自動計算」は開始日と終了日を指定し、満年数・満月数・日数を数値フィールドへ書き込みます。ただし、毎日の自動更新は行いません。

公式ヘルプ:日付の値と秒単位の計算

プラグインをアプリに追加する

テスト用アプリに、生年月日または入社日の日付フィールド、確認用の終了日フィールド、結果を保存する数値フィールドを用意してください。書き込み先は計算式やルックアップを設定していない、手入力用の数値フィールドにしてください。

  1. 管理者は「年齢・勤続年数の自動計算」の配布ページから署名済み ZIP をダウンロードしてください。展開せずに使います。
  2. kintone システム管理の権限を持つ管理者が、歯車アイコンから「kintone システム管理」→「プラグイン」→「読み込む」を開き、ZIP を選択してください。
  3. アプリの管理者は、使うアプリの設定画面で「プラグイン」→「追加する」を開き、「年齢・勤続年数の自動計算」を追加してください。歯車アイコンからプラグインの設定画面を開いてください。

設定してテスト用レコードで確かめる

  1. 「ルールを追加」を押し、「開始日フィールド」で生年月日か入社日を選択してください。「終了日」は、まず確認用の終了日フィールドを選択してください。退職日時点の勤続年数には退職日の日付フィールドを指定します。
  2. 「単位」を「満年齢・満年数」にし、「書き込み先の数値フィールド」で年齢か勤続年数の欄を選択してください。開始日・終了日・単位・書き込み先の組み合わせが1つのルールです。
  3. 「設定を保存」を押し、アプリの設定画面で「アプリを更新」を押してください。
  4. 終了日に日付フィールドを指定したテスト用レコードで、開始日を1990年5月15日、終了日を2026年5月14日にして保存してください。結果が35となり、終了日を5月15日に変えて保存すると36になることを確認してください。
  5. テスト後、今日時点の年齢を求める場合は、プラグインの設定画面で「終了日」を「今日」に変更してください。「設定を保存」と「アプリを更新」を押すと、新しい設定が適用されます。

動作する範囲と更新のタイミング

詳細画面では開いた時点の計算結果を添えて表示しますが、保存値は更新しません。一覧や集計に使う値を更新するには、利用者がレコードを編集して保存してください。毎日の自動更新・一括更新はありません。CSV読み込み・REST API・一覧のインライン編集では動作せず、テーブル内のフィールドも対象外です。終了日フィールドが空欄なら今日として計算します。

一覧のインライン編集は、一覧画面でレコードを直接編集する操作です。REST API は、外部ツールなどからレコードを登録・更新するための仕組みです。

無料版でできることとパック版で増えること

無料版は期限なく使えます。無料版とパック版は同じ ZIP で、管理者が設定画面に全部入りパックのライセンスキーを入力すると機能が増えます。この製品単体の販売はありません。

項目無料版(基本の機能)パック版(機能を追加)
ルールの数1 つ5 つまで
書き込み先数値フィールド(満年齢・満年数・満月数・日数)数値フィールドと「何年何か月」の文字列

有料の機能を使う設定を初めて保存した日から 30 日間は、ライセンスキーなしで試用できます。全部入りパックは年 29,800 円(税込)で、kintone の環境ごとに1つ必要です。購入する場合は設定画面の「購入する」を押してください。試用終了後も設定は残り、無料の範囲で動作します。有料機能が追加される前の版で保存した設定の扱いは、配布ページをご確認ください。

配布ページで無料版・パック版の条件を確認する・料金とライセンスの説明を読む

ほかの困りごとの解説を読む