kintone の使い方
kintoneで日付と時刻から日時を作る・文字列の日付を変換する方法
訪問日と開始時刻を別々に入力しながら、日時フィールドにも同じ内容を保存したい場面があります。文字列で届いた日付を、絞り込みに使う日付フィールドへ写したい場合にも対応できます。
まず標準機能でできることを確認する
日付と時刻を一緒に入力するだけなら、標準の日時フィールドを配置して利用者が入力できます。日付の加減算は計算フィールドで行い、結果を日付や日時の形式で表示できます。
計算結果を表示することと、日付・日時フィールドへ値を書き込むことは別です。日付・日時フィールド自体には計算式を設定できません。別の入力欄から値を書き込むには、JavaScriptによるカスタマイズや「日付・日時フィールドの自動入力」を使います。
公式ヘルプ:日時フィールドの設定、日付フィールドの設定、日付と時刻の計算
プラグインをアプリに追加する
テスト用アプリに、日付の「訪問日」、時刻の「開始時刻」、日時の「訪問日時」を用意してください。文字列からの変換も試す場合は、文字列1行の「受付日文字列」と、日付の「受付日」も追加してください。
- 管理者は「日付・日時フィールドの自動入力」の配布ページから署名済み ZIP をダウンロードしてください。展開せずに使います。
- kintone システム管理の権限を持つ管理者が、歯車アイコンから「kintone システム管理」→「プラグイン」→「読み込む」を開き、ZIP を選択してください。
- アプリの管理者は、使うアプリの設定画面で「プラグイン」→「追加する」を開き、「日付・日時フィールドの自動入力」を追加してください。歯車アイコンからプラグインの設定画面を開いてください。
設定してテスト用レコードで確かめる
- 「ルールを追加」を押し、「ルールの種類」を「日付と時刻を日時フィールドに入力する」にしてください。「日付フィールド」に「訪問日」、「時刻フィールド」に「開始時刻」、「書き込み先の日時フィールド」に「訪問日時」を選択します。これが1つのルールで、無料版で使えます。
- 「時刻が空欄の場合」を「書き込まない」にしてください。「設定を保存」と「アプリを更新」を押してください。
- 訪問日を2026年10月25日、開始時刻を9:30にして保存してください。同じ利用者で開き、訪問日時が2026年10月25日9:30になることを確認してください。日時は、入力する利用者の個人設定のタイムゾーンで組み立てます。
- 文字列からの変換はパック版の機能です。試用またはライセンスキーで使う場合は、別のルールを追加し、「ルールの種類」を「文字列の日付を日付フィールドに入力する」にしてください。「元の文字列(1 行)フィールド」に「受付日文字列」、「書き込み先の日付フィールド」に「受付日」を選択し、設定の保存とアプリの更新を行ってください。
- 受付日文字列に「令和8年10月25日」を入れて保存し、受付日が2026年10月25日になることを確認してください。「2026/10/25」や「20261025」でも同じ日付になります。
動作する範囲と更新のタイミング
PCとモバイルの追加・編集画面で、元のフィールドを変更したときと保存直前に書き込みます。詳細画面・CSV読み込み・REST API・一覧のインライン編集には対応せず、テーブル内のフィールドも対象外です。日付が空欄の場合や、文字列が空欄・読み取れない日付の場合は書き込み先を変更しません。「0:00 として書き込む」を選ぶと、時刻が空欄でも日付があれば0:00で書き込みます。文字列からの変換は、存在しない日付や時刻付きの値、月から始まる「10/25/2026」には対応しません。
一覧のインライン編集は、一覧画面でレコードを直接編集する操作です。REST API は、外部ツールなどからレコードを登録・更新するための仕組みです。
無料版でできることとパック版で増えること
無料版は期限なく使えます。無料版とパック版は同じ ZIP で、管理者が設定画面に全部入りパックのライセンスキーを入力すると機能が増えます。この製品単体の販売はありません。
| 項目 | 無料版(基本の機能) | パック版(機能を追加) |
|---|---|---|
| ルールの数 | 1 つ | 5 つまで |
| ルールの種類 | 日付と時刻を日時フィールドに入力する | それに加えて、文字列の日付を日付フィールドに入力する |
有料の機能を使う設定を初めて保存した日から 30 日間は、ライセンスキーなしで試用できます。全部入りパックは年 29,800 円(税込)で、kintone の環境ごとに1つ必要です。購入する場合は設定画面の「購入する」を押してください。試用終了後も設定は残り、無料の範囲で動作します。有料機能が追加される前の版で保存した設定の扱いは、配布ページをご確認ください。
配布ページで無料版・パック版の条件を確認する・料金とライセンスの説明を読む