kintone の使い方

kintoneでフィールドの変更履歴をテーブルに残す方法

金額や対応区分を、いつ誰が変更したか、レコード内で並べて確認したい場面があります。特定のフィールドだけを対象に、変更前後の値を専用テーブルへ記録できます。

まず標準機能でできることを確認する

過去の変更を確認するだけなら、標準の変更履歴を使えます。利用者はレコード詳細画面の右側で「変更履歴」を開き、各バージョンの「変更箇所を表示する」を押してください。その時点の内容と変更箇所を確認できます。

特定の項目について、変更前後の値を同じレコード内のテーブルに並べるには、別に記録する処理が必要です。「フィールド変更履歴テーブル」は、管理者が指定したフィールドの値を保存時に比較し、変わっていれば履歴テーブルへ1行追加します。

公式ヘルプ:標準の変更履歴を確認する

プラグインをアプリに追加する

テスト用アプリに文字列1行の「対応区分」と、専用の「変更履歴」テーブルを用意してください。テーブル内に、文字列1行の「変更前」「変更後」、日時の「変更日時」、ユーザー選択の「変更者」を置きます。履歴用テーブルにルックアップや必須の項目を追加しないでください。

  1. 管理者は「フィールド変更履歴テーブル」の配布ページから署名済み ZIP をダウンロードしてください。展開せずに使います。
  2. kintone システム管理の権限を持つ管理者が、歯車アイコンから「kintone システム管理」→「プラグイン」→「読み込む」を開き、ZIP を選択してください。
  3. アプリの管理者は、使うアプリの設定画面で「プラグイン」→「追加する」を開き、「フィールド変更履歴テーブル」を追加してください。歯車アイコンからプラグインの設定画面を開いてください。

設定してテスト用レコードで確かめる

  1. 「ルールを追加」を押し、「監視するフィールド」に「対応区分」、「履歴テーブル」に「変更履歴」を選択してください。監視するフィールドと専用テーブルの組み合わせが1つのルールです。
  2. 書き込み先の「変更前の値」「変更後の値」「変更日時」「変更者」に、用意したテーブル内の各フィールドを選択してください。保存する利用者に、書き込み先を編集する権限が必要です。
  3. 「残す行数の上限」を20にし、「レコード追加時も記録する」は無効にしてください。この1ルールは無料版で使えます。「保存」と「アプリを更新」を押してください。
  4. 対応区分を「未対応」にしてレコードを追加してください。そのレコードを編集し、「対応済み」に変えて保存してください。履歴テーブルに変更前の「未対応」、変更後の「対応済み」、変更日時と変更者が1行で記録されることを確認してください。

動作する範囲と更新のタイミング

PCとモバイルのレコード編集画面を開いた時点と、保存直前の値を比較します。元の値に戻して保存した場合は記録せず、空欄への変更は記録します。REST API・CSV読み込み・一覧のインライン編集・プロセス管理のアクションは対象外です。指定した行数を超えると古い行から削除します。既存レコードの過去の履歴は作成できません。履歴は編集・削除できる通常のレコードデータで、改ざん防止機能はありません。変更日時は端末時刻を使い、分単位で保存します。

一覧のインライン編集は、一覧画面でレコードを直接編集する操作です。REST API は、外部ツールなどからレコードを登録・更新するための仕組みです。

無料版でできることとパック版で増えること

無料版は期限なく使えます。無料版とパック版は同じ ZIP で、管理者が設定画面に全部入りパックのライセンスキーを入力すると機能が増えます。この製品単体の販売はありません。

項目無料版(基本の機能)パック版(機能を追加)
ルールの数1 つ3 つまで
残す行数の上限20 行まで1,000 行まで
レコード追加時に最初のフィールド値を記録できないできる

有料の機能を使う設定を初めて保存した日から 30 日間は、ライセンスキーなしで試用できます。全部入りパックは年 29,800 円(税込)で、kintone の環境ごとに1つ必要です。購入する場合は設定画面の「購入する」を押してください。試用終了後も設定は残り、無料の範囲で動作します。有料機能が追加される前の版で保存した設定の扱いは、配布ページをご確認ください。

配布ページで無料版・パック版の条件を確認する・料金とライセンスの説明を読む

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