kintone の使い方

kintoneのテーブルの値を1つの文字列にまとめる方法

明細に入力した品名を、別の欄へまとめて転記したい場面があります。テーブルの列を選び、改行やカンマで区切った文字列として保存できます。

まず標準機能でできることを確認する

テーブル外の文字列1行フィールド同士なら、「自動計算する」を有効にし、&演算子で結合できます。たとえばフィールドコードが「姓」「名」なら、「姓 & " " & 名」で間に空白を入れて表示できます。

テーブル外の計算式からテーブル内のフィールドを参照できるのは、SUM関数とCONTAINS関数に限られます。テーブルの各行を順に文字列へ結合する用途には使えません。JavaScriptで結合処理を作るか、「テーブルの文字列結合」を設定します。

公式ヘルプ:文字列を結合する計算式、テーブル内のフィールドの制限

プラグインをアプリに追加する

テスト用アプリに「明細」テーブルを置き、文字列1行の「品名」を追加してください。テーブル外には、結果を保存する文字列複数行の「品名一覧」を用意します。書き込み先に計算式やルックアップを設定しないでください。

  1. 管理者は「テーブルの文字列結合」の配布ページから署名済み ZIP をダウンロードしてください。展開せずに使います。
  2. kintone システム管理の権限を持つ管理者が、歯車アイコンから「kintone システム管理」→「プラグイン」→「読み込む」を開き、ZIP を選択してください。
  3. アプリの管理者は、使うアプリの設定画面で「プラグイン」→「追加する」を開き、「テーブルの文字列結合」を追加してください。歯車アイコンからプラグインの設定画面を開いてください。

設定してテスト用レコードで確かめる

  1. 「ルールを追加」を押し、「テーブル」で「明細」、「結合する列」で「品名」、「書き込み先」で「品名一覧」を選択してください。この組み合わせを1つのルールとして設定します。
  2. 「区切り文字」を「改行」、「行の条件」を「条件なし」、「空の値を除外」を「除外する」にしてください。すべての行を結合する1ルールは無料版で使えます。
  3. 「保存」を押し、アプリの設定画面で「アプリを更新」を押してください。
  4. 明細に2行作り、品名を上から「ノート」「ペン」にして保存してください。「品名一覧」にノートとペンが改行で並ぶことを確認してください。

動作する範囲と更新のタイミング

PCとモバイルで保存直前に結合します。PCでは行の追加・削除や、変更イベントに対応する列の編集時にも反映します。詳細画面・CSV読み込み・REST API・一覧のインライン編集では更新しません。対象が0行なら書き込み先を空にします。改行を含む結果には文字列複数行を使ってください。カンマ区切りはCSVの引用符処理を行いません。結果は1つの書き込み先につき65,535単位のUTF-16文字列までで、超えると保存を中断します。絵文字などは2単位になる場合があります。

一覧のインライン編集は、一覧画面でレコードを直接編集する操作です。REST API は、外部ツールなどからレコードを登録・更新するための仕組みです。

無料版でできることとパック版で増えること

無料版は期限なく使えます。無料版とパック版は同じ ZIP で、管理者が設定画面に全部入りパックのライセンスキーを入力すると機能が増えます。この製品単体の販売はありません。

項目無料版(基本の機能)パック版(機能を追加)
ルールの数1 つ5 つまで
行の条件なし(すべての行を結合)指定した値と等しい・空でない

有料の機能を使う設定を初めて保存した日から 30 日間は、ライセンスキーなしで試用できます。全部入りパックは年 29,800 円(税込)で、kintone の環境ごとに1つ必要です。購入する場合は設定画面の「購入する」を押してください。試用終了後も設定は残り、無料の範囲で動作します。有料機能が追加される前の版で保存した設定の扱いは、配布ページをご確認ください。

配布ページで無料版・パック版の条件を確認する・料金とライセンスの説明を読む

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