Google スプレッドシートの使い方
スプレッドシートで土日祝を除いた支払期日を出す
「受付から3営業日後」と「決まった支払日が休日なら前へ」は、違う計算です。まず標準の関数で計算し、日本の祝日を含む結果と照合しましょう。ここで使うひな形の5関数は無料です。
まず標準の関数で計算する
空のシートのA2に =DATE(2026,10,30) を入れます。別タブ「休日」のA2に =DATE(2026,11,3) を入れ、実務では計算期間全体の祝日・会社休日をA列へ日付として追加してください。結果が数値なら「表示形式 → 数字 → 日付」を選びます。式の中で2026/10/30と直接書くと割り算になるため、DATEか日付セルを使ってください。
3営業日後は =WORKDAY(A2,3,休日!$A$2:$A) です。開始日は数えず、土日と11月3日の文化の日を除くと2026-11-05になります。祝日範囲を省略した =WORKDAY(A2,3) では11月4日になるため、祝日を除けたか確認してください。
予定日が営業日ならそのまま、休日なら前へ移す式は =WORKDAY(A2+1,-1,休日!$A$2:$A) です。後ろへ移す式は =WORKDAY(A2-1,1,休日!$A$2:$A) です。A2を =DATE(2026,11,3) に変えると、前は11月2日、後は11月4日です。単にWORKDAY(A2,-1)とすると営業日でも1日戻るので使い分けます。
土日以外を休みにするなら WORKDAY.INTL(開始日,日数,週末,祝日範囲) を使います。たとえば =WORKDAY.INTL(DATE(2026,10,30),3,"0000011",休日!$A$2:$A) は土日休みで11月5日です。週末文字列は月曜から日曜の順で、1が休みです。
公式ヘルプ:WORKDAY、WORKDAY.INTL
祝日表と条件の管理を確認する
祝日と会社休日の一覧を用意し、参照範囲と翌年分を更新できれば、標準関数で足ります。日本の祝日が自動で入るわけではありません。会社独自の休業日も別途必要です。祝日の準備を減らす場合は、次の無料関数を使えます。
無料のひな形は、先にファイル全体をコピーする
- 「日本の営業日・祝日・和暦 ひな形」の売り場の「コピーを作成」から、自分のDriveへファイル全体をコピーしてください。元のひな形は閲覧専用です。タブだけのコピーでは関数のスクリプトが付いてきません。
- PCでコピーを開き、メニュー「営業日・支払期日 → このコピーを準備・キーを確認」を実行してください。初回のGoogle承認の手順は売り場にあります。無料の5関数には購入やキーの入力は不要です。
無料の関数で日付を確かめる
- 空いているタブのA2に =DATE(2026,10,30) を入れ、B2に =JP_WORKDAY(A2,3) を入れます。結果を日付形式にして、2026-11-05を確認してください。日本の祝日は内蔵しているので渡す必要がありません。
- 会社休日も除く場合は、準備で作られた「会社休日」タブを開き、例の2026-12-29の下のA3に =DATE(2026,11,4) を入れます。元の計算用タブに戻り、C2に =JP_WORKDAY(A2,3,会社休日!$A$2:$A) を入れると2026-11-06です。
- 休日なら前へ移す場合は =JP_WORKDAY(DATE(2026,11,3)+1,-1)、後ろなら =JP_WORKDAY(DATE(2026,11,3)-1,1) です。それぞれ11月2日と11月4日になります。JP_WORKDAY(開始日,0) は休日でも開始日のままなので、休日調整には使いません。
無料の5関数は次のとおりです。祝日の範囲を自分で渡す必要はなく、会社独自の休日は追加の範囲で指定できます。
- JP_HOLIDAY(日付): =JP_HOLIDAY(DATE(2026,11,3)) は「文化の日」。祝日でない日は空文字です。
- JP_IS_BUSINESS_DAY(日付,会社休日の範囲): =JP_IS_BUSINESS_DAY(DATE(2026,11,3)) はFALSE。第2引数は省略できます。
- JP_WORKDAY(開始日,営業日数,会社休日の範囲): =JP_WORKDAY(DATE(2026,10,30),3) は2026-11-05。開始日は数えず、第3引数は省略できます。
- JP_NETWORKDAYS(開始日,終了日,会社休日の範囲): =JP_NETWORKDAYS(DATE(2026,10,30),DATE(2026,11,5)) は4。開始日と終了日の両方を含め、第3引数は省略できます。
- JP_WAREKI(日付,形式): =JP_WAREKI(DATE(2019,5,1)) は「令和元年5月1日」。形式は省略でき、日付の値とは別の和暦文字列を返します。
祝日・営業日の対象は1955〜2099年です。2028年以降の祝日は法則による見込みなので、確定した祝日と照合してください。和暦は明治(1868-01-25)以降に対応します。配布済みのコピーは自動更新されません。特別出勤日や金融機関独自の営業日には対応していません。
毎月の表を一括作成する場合
取引先ごとに異なる締め日・支払月数・支払日・休日の移動方向を保存し、毎月の支払期日を値でまとめて出す操作は有料です。単発の期日計算や範囲を渡す無料関数だけで足りる場合、購入は不要です。
一括作成は年 3,980 円(税込)で、1つのコピーにつき365日使えます。kintone の全部入りパックには含まれません。無料の5関数・範囲計算は購入せずに使えます。有料の一括作成には無料の試用がありません。
購入する場合は、このコピーの「利用設定」B2の対象IDを売り場の購入画面へ入力し、支払い後のキーを同じコピーのB3へ貼り付けます。別のファイルには使えません。同じ月を再実行すると確認後に既存の表を置き換え、手修正した値も置換されます。自動更新・自動課金はなく、期限後も無料関数と作成済みの値は残ります。
日本の営業日・祝日・和暦 ひな形の無料コピー・購入条件を見る
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