Google スプレッドシートの使い方

取引先ごとの締め日・支払日から支払予定表を作る

月末払いや固定日払いが混在すると、翌月の予定表を作るたびに日付を確認し直すことになります。対象月の各社の締め日と支払日を一覧にする方法です。請求金額の集計や、請求発生日を締め期間へ振り分ける処理は含みません。ひな形の5関数は無料で使えます。

まず標準の関数で計算する

空のシートのB1に対象月の初日として =DATE(2026,1,1) を入れます。A3:F3に「取引先名・締め日・支払月数・支払日・締め日付・調整前支払日」と見出しを書きます。B列とD列は1〜31、月末は31で表します。C列は締め月からの月数で、翌月なら1です。

A4:D4に「A社・31・1・31」を入力します。E4は =MIN(DATE(YEAR($B$1),MONTH($B$1),B4),EOMONTH($B$1,0))、F4は =MIN(DATE(YEAR($B$1),MONTH($B$1)+C4,D4),EOMONTH($B$1,C4)) です。日付形式にすると締め日は2026-01-31、調整前支払日は2026-02-28です。MINで月末を上限にし、2月の31日を3月へはみ出させません。

G3を「支払期日」とし、G4に =WORKDAY(F4+1,-1,休日!$A$2:$A) を入れると、土日祝なら前へ移し、結果は2026-02-27です。「休日」タブのA列に対象期間の祝日と会社休日を日付で用意してください。後ろへ移す条件なら =WORKDAY(F4-1,1,休日!$A$2:$A) で2026-03-02、移さない条件なら =F4 で2月28日です。

A5:D5に「B社・20・1・10」を入れ、E4:G4の式を下へコピーすると、締め日は2026-01-20、支払日は2026-02-10です。会社ごとに休日調整の式も選びます。締め日は暦日のまま扱います。少数の会社なら、この条件表と式で運用できます。

公式ヘルプ:EOMONTH、WORKDAY

祝日表と条件の管理を確認する

標準関数でも複数社を計算できます。ただし祝日表を毎年確認し、各社の休日調整や式のコピー漏れを管理する必要があります。無料の関数では日本の祝日を内蔵し、範囲を渡す計算もできます。有料版はその計算自体ではなく、条件の保存と月次の表をまとめて作る操作を追加します。

無料のひな形は、先にファイル全体をコピーする

  1. 「日本の営業日・祝日・和暦 ひな形」の売り場の「コピーを作成」から、自分のDriveへファイル全体をコピーしてください。元のひな形は閲覧専用です。タブだけのコピーでは関数のスクリプトが付いてきません。
  2. PCでコピーを開き、メニュー「営業日・支払期日 → このコピーを準備・キーを確認」を実行してください。初回のGoogle承認の手順は売り場にあります。無料の5関数には購入やキーの入力は不要です。

無料の関数で日付を確かめる

  1. コピーしたファイルの空きタブで =JP_WORKDAY(EOMONTH(DATE(2026,1,1),1)+1,-1) を試し、2026-02-27を確認します。短い月の月末と土日の調整を無料で確認できます。
  2. 複数行を無料で試すなら、A2に =DATE(2026,10,30)、A3に =DATE(2026,11,2)、B2とB3に3を入れ、C2に =JP_WORKDAY(A2:A3,B2:B3) を入れます。C2:C3を空けておくと11月5日と11月6日が並びます。範囲計算にも購入は不要です。

無料の5関数は次のとおりです。祝日の範囲を自分で渡す必要はなく、会社独自の休日は追加の範囲で指定できます。

祝日・営業日の対象は1955〜2099年です。2028年以降の祝日は法則による見込みなので、確定した祝日と照合してください。和暦は明治(1868-01-25)以降に対応します。配布済みのコピーは自動更新されません。特別出勤日や金融機関独自の営業日には対応していません。

毎月の表を一括作成する場合

有料では「取引先条件」タブのA:Eへ「A社・末・1・末・前」「B社・20・1・10・前」のように入力します。標準式の例と異なり、ひな形の月末指定には「末」も使えます。日付は1〜31か末、支払月数は0〜12、休日移動は前・後・なしです。「利用設定」B6に2026-01を指定し、メニュー「締め・支払期日を一括作成」を実行すると「支払期日_2026-01」タブにA社は締め1月31日・支払2月27日、B社は締め1月20日・支払2月10日を値で出します。会社休日は「会社休日」タブA列へ保存できます。1〜500件に対応し、短い月は末日に丸め、休日を移すのは支払日だけです。

一括作成は年 3,980 円(税込)で、1つのコピーにつき365日使えます。kintone の全部入りパックには含まれません。無料の5関数・範囲計算は購入せずに使えます。有料の一括作成には無料の試用がありません。

購入する場合は、このコピーの「利用設定」B2の対象IDを売り場の購入画面へ入力し、支払い後のキーを同じコピーのB3へ貼り付けます。別のファイルには使えません。同じ月を再実行すると確認後に既存の表を置き換え、手修正した値も置換されます。自動更新・自動課金はなく、期限後も無料関数と作成済みの値は残ります。

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